ついてない朝と、三メートルの机
今日の状況
朝。台所と続きの和室。座卓の脇の畳に、パンが一枚、裏返しで落ちている。ねつきはそれを立ったまま見下ろしていた。ミコはフライパンを持ったまま台所から出てきて、ルナは落ちたパンと同じ高さまで、しゃがんでいる。
登場人物
- ねつき: 今週、何をやっても裏目に出ている。今朝はとうとうパンに裏切られた
- ミコ: 朝食当番。数えていないものの話を信じない
- ルナ: 落ちたもののその後の行方に、関心がある
また、下なの
かたまって、見える
パンは、ほんとに下に落ちる

一九四九年の、配線
三十センチは、誰も測ってない
帳面の、続き
新しいパンが一枚、座卓の真ん中で湯気を立てている。端までは、手のひらひとつぶんの余白。畳の新聞紙の上には、印を上にしたパンが、まだ並んだままだった。
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