一枚だけなので
今日の状況
夕方。座卓の上に、八十五円切手のシートが一枚と、宛名だけ書いたハガキが一枚。ねつきが郵便局から帰ってきて、まだ上着を脱いでいない。ミコは台所で米を研いでいて、ルナはお風呂の湯を張りに行って戻ってきたところ。
登場人物
- ねつき: 切手を買ってきた。買えたのに、機嫌が悪い
- ミコ: 米を研いでいる。研ぎながら、居間の声は全部聞いている
- ルナ: お風呂の湯を張った。湯が溜まるまでの時間を、実験に使うことにした
二番目
一枚だけなので
二十枚
百円
真後ろ

溜まった
座卓の上で、切手のシートは一枚も減っていない。宛名だけのハガキが、その横に置いたままになっている。廊下の先で、湯が止まる音がした。
関連リンク:
- Response to Intrusion Into Waiting Lines — Milgram et al., JPSP 1986 (PDF)
- The Mindlessness of Ostensibly Thoughtful Action — Langer, Blank & Chanowitz, JPSP 1978 (PDF)
- A Market for Time: Fairness and Efficiency in Waiting Lines — Oberholzer-Gee 2006 (PDF)
- 帝都高速度交通営団『営団地下鉄五十年史』年表 昭和22年 — 渋谷駅整列乗車について鉄道省から表彰(渋沢社史データベース)
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