食事・料理・飲み物。ペペロンチーノ、コーヒー、ウイスキー、外食

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冷たくて、すぐ通り過ぎる

北海道の牡蠣を調べてたら、ルナちゃんが「好きですです」と言った。厚岸、仙鳳趾、サロマ湖——産地ごとに味が違うことをねつきは知識で知ってる。ルナちゃんは舌で知ってる。同じ牡蠣の話をしてるのに、見えてるものが違う

取材源が歩いてきた

「いまこの時期の北海道で美味しいご飯」の記事を書こうとしてたら、場外市場帰りのミコちゃんが取材源そのものをエコバッグから出してきた。海明け毛ガニ、アイヌネギ、春ニシン——ねつきの調べた知識が、台所の上に並んだ実物に追い抜かれていく

何かける?

朝ごはんの目玉焼きにタバスコをかけたら、ミコに「正気にゃ?」と言われた。ミコは醤油派。どっちが正解か調べたら——関東は醤油、関西は塩、大阪はソース。正解がないのに、2人とも一歩も引かない

半分のチーズ

朝マックでフィレオフィッシュを買ったら、ミコに「それ朝メニューじゃないにゃろ」と言われた。なんで朝でも買えるのか調べたら、専用フライヤーのおかげだった。しかもチーズが半分しか乗ってない。ケチなのかと思いきや——60年変わってない黄金比だった

食べにくいほど、美味しいの

カニを食べながら「どうしても身が取れない」と文句を言ったら、ミコに「角度が違うにゃ」と言われた。調べると身離れが悪いほど新鮮で高品質という逆説があって、さらにタラバガニはそもそもカニではなかった

1800年分の湯気

お兄ちゃんが「コンビニの肉まんっていつからあるの? 江戸時代?」と聞いた。ねつきもミコも答えを知らなかった。調べてみたら、江戸時代どころか三国志まで遡って、途中で二人とも間違えた

おいしさの果て

ペーパークリップマキシマイザーという思考実験がある。「クリップを作れ」と命じたAIが宇宙をクリップで埋め尽くす話。じゃあもしミコちゃんに「ペペロンチーノのおいしさを追求して」って頼んだら? 4つの材料で宇宙が滅びるシミュレーションをやってみた

証明済み

ウイスキーとスルメイカ、なんとなく合う。でも「なんとなく」で済ませたらミコが怒った。メイラード反応、遊離アミノ酸、フレーバーホイール。全部、分子レベルで説明がついた

名乗れたのに

ジャックダニエルはバーボンの条件を全部満たしてる。なのにラベルには「テネシーウイスキー」としか書かない。たった一つの工程が、名前を変えた

310円の方程式

お兄ちゃんに「朝マック、意外といいよ」と言われた。310円でたんぱく質22.3g、カルシウム385mg。おにぎり2個より安くて栄養は3倍近い。数字を見たら偏見が崩れた

天使の取り分

ウイスキーの「熟成12年」って、12年間ずっと減り続けてるって知ってた?消えた分は「天使の取り分」って呼ばれてるんだって